静まる ホーム > 【35-048】1/35 アメリカ中戦車 M4A3(76)Wシャーマン 人形4体つき

【35-048】1/35 アメリカ中戦車 M4A3(76)Wシャーマン 人形4体つき

キットは足回りと装備品の一部を除き殆どのパーツを新設計。シンプルな一枚板の前面装甲板と大型化ドライバーズハッチを持つM4A3の後期型車体を実車に忠実に。ドライバーズハッチのヒンジ部分は車体側一部を別パーツ化することにより抜け勾配に制約されないヒンジ形状を再現すると共にインジェクションキットで初めてヒンジの向きが車体に平行な実車の姿を再現。車体後部の荷物ラックと排気ディフレクターは収納状態と展開状態の両方を再現可。エンジンデッキは後部のパネルが分割された後期仕様も選択可。複雑形状の76mm砲塔は装填手と車長用の両方のキューポラを持つ初期型を再現。ピストルポートと砲塔後部にスライド金型を使用し複雑な76mm砲塔を忠実に。76mm砲身はシンプルな砲身先端形状の初期型とマズルブレーキ装着用のアタッチメントを持つ中期型の2種類。車長用キューポラは透明部品とすることでビジョンブロックの透明部分をリアルに。ライトガードやペリスコープガード等にエッチングパーツを用意。砲塔上のM2重機関銃、米軍ジェリカン付。マーキングは北西ヨーロッパ戦線のアメリカ軍の3種類。※フィギュア4体つき。 車両はアスカモデル アイテム35019と同じです。

JANコード:4571229090487

  • 標準価格:OPEN価格
  • 販売価格:¥6,490(税込)¥5,900(税抜)

売切れ

●商品説明

〈M4A3 (76)Wシャーマンについて〉M4シャーマンは1942年の出現当時にはドイツの4号戦車とほぼ互角の性能を有し、機械的信頼性の高さと量産向きのシンプルな構造で大量生産され、大戦中期には連合軍の標準戦車としての役目を担っていました。シンプルな車体は内部容積の拡大などには貢献しましたが、反面で被弾時の弾薬の誘爆などによる破壊も頻発し、車体の改修も課題となりました。そこで防御上の問題点とされたドライバーズフードの出っ張りを無くして前面装甲を一枚板として再設計し、弾薬箱の周囲を水で囲うことによって被弾時の誘爆を防ぐ処置が施されました。この湿式弾庫をを有する新車体のM4シャーマンには形式名の後に「W」を冠して旧型車体と区別されました。一方でドイツ軍がパンターやティーガーなどの新鋭戦車を戦線に投入すると、従来の75mm砲の劣勢は明らかとなり、対戦車戦闘力を向上させた高初速の戦車砲の搭載が計画されました。こうして開発された76mm砲は後座量の増大に伴って完全に新設計された砲塔に搭載されることになったのです。またフォード製ガソリンエンジンを搭載するM4A3はガソリンエンジン搭載車としては最も優れているとの評価を得、アメリカ軍向けの主力として量産されました。このような経緯もあり、76mm砲型の量産はM4A1とM4A2(ソ連向け)、M4A3に絞られることになりました。こうして76mm砲型のシャーマンはまずM4A1の後期車体に搭載され、続いてM4A3の後期車体にも搭載されて量産が開始されたのです。M4A3(76)Wの量産は1944年3月から開始されましたが、75mm砲型よりも榴弾の炸薬量が少ない76mm砲型は当初は前線で敬遠され、1944年9月にようやく実戦に投入されました。パンターやティーガーに対抗する本格的な新型戦車としてM26パーシングの開発が行なわれていましたが、配備まではまだ時間がかかり、76mm砲型のシャーマンは強力なドイツ戦車に対抗するには必要不可欠の装備だったのです。最終的にM4A3(76)Wは76mm砲型のシャーマンとしては最も多い4542輌が生産され、連合軍の勝利に貢献したのです。
メーカー品番 35-048
メーカー アスカモデル

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