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【特産品】静岡の工芸品とは?食べ物以外にも特産品が豊富!

静岡は工芸品も豊富!お土産やプレゼントにもおすすめ




静岡は食べ物以外にも数多くの特産品が存在します。伝統的工芸品として有名な駿河竹千筋細工や駿河雛具など、高い技術が結集した名品はお土産だけではなく、特別なプレゼントとしてもおすすめです。




食べ物以外にも有名な特産品が多数!静岡の工芸品とは?

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静岡は自然に囲まれ、食べ物の特産品が多い地域ですが、食べ物以外の特産品も有名です。静岡の特産品には職人のこだわりが詰まっており、通商産業大臣(現経済産業省)指定伝統的工芸品として認定された伝統工芸品もあります。

特産品は食材に関わるアイテムのことだけを指すと考えている方も多いかもしれませんが、その土地の独自の文化などで産まれた品も特産品なのです。

こちらでは、静岡で有名な工芸品についてご紹介します。

駿河竹千筋細工(するがたけせんすじざいく)とは

静岡は、古くから竹細工が盛んに行われてきた地域です。駿河竹千筋細工は、戦後に伝統工芸品としての指定を受けてから独自の製法を編み出し、より特産品として普及しました。

駿河竹千筋細工の特徴は、1作品の9割を一人の職人による手作業で製作される点です。竹ひごを曲げ、巧みな手法で編み込むことで、繊細で美しい見た目に仕上がります。全国各地に竹を利用した工芸品はありますが、駿河竹千筋細工はどれにも勝るとも劣らない高い技術の結晶です。

すべての製作を手作業で行うため、製作手法を完全に習得するまでには10年以上かかる点も特徴です。繊細な製法で編み込まれた駿河竹千筋細工は、バッグや灯篭として様々な場所で活躍します。デザインは和に偏らず、和と洋を掛け合わせたものも製作可能です。そのため、日常に取り入れやすく、贈り物や自分用のプレゼントとして人気があります。

駿河雛具とは

室町時代から静岡近隣の地域に伝わる伝統的な製法で作られた雛具は、全国的に見ても有名な工芸品の一つです。江戸時代、静岡は徳川家のお膝元として発展を遂げました。駿河雛具は、江戸幕府第2代将軍の徳川秀忠が駿河に優秀な職人を集め、雛具をはじめとした様々な特産品の製作を指示したことが始まりだといわれています。

明治以降になるとより製造に力を入れ始めるようになり、戦後の日本における雛具の生産において全国の9割という高いシェア率を占めるようになりました。細かな部品を1点ずつ作っているため、雛具の種類が豊富な点が最大の特徴です。

タンス、長持などの小物は、本物と同じ工程で一つずつ丁寧に作られています。漆、蒔絵、金具といった、徳川秀忠が江戸時代に集めた職人の技術が今日に至るまで継承されており、細かく高い技術力が集結した工芸品です。

駿河雛人形

雛具と同様、静岡では雛人形も製作しています。人形の中心部である胴体に太い稲わらが使われているので、人形のサイズが大きいのが特徴です。これは、静岡県中部地域では米が多く生産されており、稲藁が入手しやすかったからだといわれています。

駿河雛人形には人形の両手を曲げる「振り付け」という工程があり、この工程は雛人形の製作において最も職人の技術が問われるとされており、曲げの形から誰が製作者かわかるといわれるほどです。

また駿河雛人形の装束の生地には、高級織物である「西陣織」「桐生織」などが使用されており、色・絵柄・文様なども伝統装束の意味合いから逸脱しないようこだわって製作されています。

金剛石目塗(こんごういしめぬり)とは

鳥羽漆芸うるしの酒盃に用いられている漆で、重厚感あるマットな質感がおしゃれです。この深みのある表現は静岡県の無形文化財(工芸技術)にも指定されている「金剛石目塗(こんごういしめぬり)」という技法によるものです。

静岡県の漆工芸の歴史は古く、江戸時代より駿河(するが)漆器として全国に知られていました。駿河漆器の職人は、古くからある技術のみに甘んじることなく、新しい塗りを創造しつつ、現代の生活にふさわしい新しい漆器への可能性を追求し続けています。

この「金剛石目塗」の技法を今に伝えるのは、鳥羽漆芸の鳥羽俊行さん。初代硬忍(鳥羽清一)さんが発案し、試行錯誤の末に大正13年に完成させた「金剛石目塗」の技法を守りつつ、現代のライフスタイルに合ったおしゃれな漆器を作り続けています。

「金剛石目塗」の特徴は、その下地法にあります。下地とは塗り物の基礎になる工程のことをいいます。しっかりした下地があるからこそ漆器は丈夫で長持ちします。

漆塗りの下地法には「本堅地」「本地」「蒔地」と、大きく分けて3種類あります。「金剛石目塗」の下地は「蒔地」の一種、「砂の蒔地」です。素地に安倍川で採れる良質の砂と漆を使って堅牢な下地の層を作ります。そうすることで熱や水に強く、温度や湿度の変化にも対応できるようになります。この技法は歴史的にも全国的にも「金剛石目塗」だけのものです。さらにその上に漆を丁寧に塗り重ね、ひとつひとつ丁寧に仕上げることで漆の深みのある艶、色味があらわれてくるのです。


このように、静岡には食べ物以外の特産品も多くあります。確かな技術で製作された伝統工芸品は自宅用としてだけではなく、大切な人への贈り物として購入するのもおすすめです。




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静岡には美味しいグルメが数多くありますが、全国的に有名な伝統工芸品も多くあります。特に、駿河竹千筋細工や駿河雛具、雛人形は通商産業大臣(現経済産業大臣)から伝統的工芸品の指定に認定されており、静岡が誇る特産品として注目されています。

1点ずつ手作業で作られる駿河竹千筋細工をはじめ、繊細な技術を用いて作られる工芸品の数々には、見ているだけでうっとりとしてしまうほどの魅力があります。


静岡まるごとネット通販では駿河竹千筋細工はもちろん、身近に利用できる親しみやすい工芸品を多数取り揃えています。8,000円以上(北海道・沖縄は12,000円以上)の購入で送料が無料となりますので、静岡の工芸品を通販で購入したいとお考えの方はお気軽にご利用ください。



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